2026-07-03
生活習慣の改善 第3弾 - アカスリを続けると肌がボロボロになります – 皮膚科医の基準
アカスリ(垢すり)は単なる角質除去ではなく、肌の保護膜である角質層を破壊する行為です。皮膚科医の視点から、なぜアカスリが肌を乾燥させ、敏感にするのか、そして正しい肌のターンオーバーについて解説します。

1️⃣ 「垢を落とさないと綺麗にならない」は本当でしょうか?
多くの方が
✔ アカスリをしないとスッキリしない
✔ 角質除去は必須だ
✔ 肌は剥がし続けることで綺麗になる
👉 このように考えています
しかし、皮膚科の基準では
👉 これは完全に逆です
2️⃣ まず「垢」の正体を知る必要があります

私たちが言う「垢」とは
👉 単なる老廃物ではなく
👉 肌の最も外側にある保護膜(角質層)です
この構造は
✔ 外部刺激の遮断
✔ 水分の維持
✔ 細菌侵入の防御
👉 このような重要な役割を果たしています

👉 つまり、垢 = 捨てるべきものではなく、守るべき構造なのです
3️⃣ アカスリをすると肌に起こること
アカスリは単なる角質除去ではなく
👉 物理的な摩擦で肌を削る行為です

その結果
✔ 角質層の除去
✔ 脂質層の喪失
✔ 微細な損傷(micro-injury)
👉 これらが同時に発生します
👉 最終的に
✔ 肌バリアの崩壊
✔ 水分蒸発の増加(TEWL増加)
✔ 敏感度の増加
4️⃣ そのため、このような変化が生じます
✔ さらに乾燥する
✔ 赤みが出やすくなる
✔ 化粧品を塗るとヒリヒリする
✔ 肌トラブルを繰り返す
👉 多くの方が「アカスリをしたら肌が綺麗になった」と感じる理由は
一時的に滑らかになったからです
しかし実際には、より敏感な肌状態になっています
5️⃣ 特に次のような方は絶対禁止です
✔ 酒さ(赤ら顔)
✔ 敏感肌
✔ ニキビ肌
✔ レーザー施術後
👉 このような場合、アカスリは悪化の要因となります
6️⃣ 角質除去は、本当に必要ないのでしょうか?
👉 ここが重要なポイントです
✔ 肌は本来
👉 自ら角質を生成し、剥がれ落ちるシステムを持っています

🔬 正常な角質の生成&脱落プロセス
肌は下から上へと絶えず再生されます

1️⃣ 基底層(Basal layer)
→ 新しい肌細胞の生成
2️⃣ 有棘層 → 顆粒層
→ 徐々に硬くなりながら角質へと変化
3️⃣ 角質層(Stratum corneum)
→ 肌を保護する構造として完成
4️⃣ 自然脱落(Desquamation)
→ 目に見えない形で自然に剥がれ落ちる
👉 この全体のプロセスは
👉 約28日周期で繰り返されます
🔑 重要なポイント
👉 正常な肌では
✔ 角質は溜まりません
✔ 無理に除去する必要はありません
👉 むしろ
✔ 過度な洗顔
✔ 化粧品の使いすぎ
✔ 繰り返される刺激
これらによって、この正常な脱落プロセスが壊れてしまいます
👉 その結果生じる現象
✔ 角質が浮き上がり
✔ ザラザラになり
✔ より分厚く見え
✔ トラブルが発生する
👉 多くの方がここで
「もっと角質ケアをしなければ」と考えますが
👉 実際の解決方法は、角質を除去することではなく
正常なターンオーバー(turnover)を回復させることです
7️⃣ 皮膚科基準の結論
👉 アカスリは
✔ 角質除去ではなく、バリア破壊行為です
👉 肌は
✔ 擦るほど良くなる構造ではなく
✔ 保護してこそ回復する構造です
8️⃣ まとめ
肌が敏感になったのなら
👉 さらにケアをするのではなく
👉 触るのを減らすべきです
👉 アカスリをした瞬間
肌は綺麗になるのではなく、防御膜を失うのです
🔥 次回の予告
👉 第4弾 – 角質ケアを間違えると肌はさらにボロボロになります