2026-07-03
目の下のくぼみ&目の下の脂肪突出 第4弾 - なぜ綺麗に仕上がる人と不自然になる人がいるのか
目の下の施術で仕上がりに差が出る理由と、不自然さを避けるための基準を解説します。目の下だけでなく顔全体のバランス、適切な注入量、皮膚の状態、注入層の深さ、たるみの有無など、自然な仕上がりのために考慮すべき5つのポイントをまとめました。

目の下の施術を悩んでいる方から最もよく受ける質問があります。
「なぜ同じ目の下のヒアルロン酸注入なのに、自然な人と不自然な人がいるのでしょうか?」
実際に、目の下は顔の中で最も仕上がりに差が出やすい部位です。
今回の記事では、目の下の施術後に仕上がりが不自然になる理由と、それを避けるための基準をまとめてみます。
1. 目の下だけを見て施術した場合

目の下は独立した部位ではありません。
目の下は、前頬、ほうれい線、中顔面の構造と一つに繋がっている領域です。
この繋がりを無視して目の下だけを埋めてしまうと、
境界がより目立ってしまい、
かえって不自然な影ができることがあります。
そのため重要なのは、目の下を埋めることではなく、顔の繋がりや構造を見ることです。


2. 過度なヒアルロン酸(フィラー)の使用

目の下は「たくさん入れるほど良くなる部位」ではありません。
むしろ
膨らんで見えたり、
目の下の脂肪がさらに突出しているように見えたりして、
疲れた印象を与えてしまうことがあります。
目の下は、少し物足りないくらいが最も自然に見えます。
3. 皮膚の状態を考慮していない場合


目の下の皮膚が
薄く、
小じわが多く、
弾力が低下している状態で
ヒアルロン酸注入だけを行うと、
皮膚がさらに引っ張られて見えたり、
かえってシワが目立ってしまうことがあります。
この場合は、まず皮膚の状態を改善するアプローチが必要です。
4. 深さ(層)を間違えた場合
目の下の施術において最も重要な要素は深さです。

浅い層に入ってしまうと、
チンダル現象(青白く透けて見える現象)や
凹凸、
透け感が生じる可能性があります。
反対に、適切な深さに注入されれば、同じ量でもはるかに自然に見えます。
5. たるみを無視した場合
目の下は単にくぼんでいるだけでなく、たるみを伴っているケースが多くあります。

この状態でヒアルロン酸注入だけを行うと、
より重たく見えたり、
目の下が膨らんでしまうことがあります。
このような場合は、まずリフティングを考慮する必要があります。
実際の臨床でのアプローチ
目の下の施術は、一つの施術で解決するよりも、複合的にアプローチするケースがはるかに多いです。
例えば
くぼみ+皮膚が薄い → ヒアルロン酸 or コラーゲンブースター or ボリューム糸 + スキンブースター + 高周波
くぼみ+たるみ → リフティング + ヒアルロン酸 or コラーゲンブースター or ボリューム糸
皮膚の問題が中心 → 高周波 + スキンブースター
このように、タイプによってアプローチを変える必要があります。
結論
目の下の施術結果が不自然になる理由は、施術をやりすぎたからではなく、状態に合っていない施術をしたからです。
目の下は
構造を見て
層を分け
皮膚の状態を考慮し
必要であればリフティングを並行してこそ、自然な結果が得られます。
一言まとめ
目の下の施術は「何をするか」よりも「どのように、誰にしてもらうか」がより重要です。