2026-07-03
ウルセラ、リニアZなど超音波リフティングの副作用
超音波リフティング(ウルセラやリニアZなど)の主な副作用である神経損傷、火傷・水ぶくれ、頬のコケ、炎症について解説します。安全な施術のための予防法や対処法も紹介します。

1️⃣ 神経損傷
該当部位の神経は、デザイン段階で事前にX印をつけておく区間です。
親指1本分程度の幅の道だと考えると分かりやすいです。
代表的に注意すべき神経は
👉 下顎縁枝(marginal mandibular nerve)です。

✔ 神経損傷時の症状
水を飲んだりうがいをする時、水が口の外にこぼれる
下唇を下げる動作がうまくできない
それにより唇の形が非対称になる
➡️ 社会生活において大きな不便を伴うため
👉 デザイン段階から施術時まで、非常に保守的にアプローチしています。
✔️ ほとんどの場合、数週間から3〜6ヶ月以内に自然回復します。
2️⃣ 火傷・水ぶくれ


✔ 発生しやすい部位
首
二重顎
✔ 前兆症状
施術部位がチップの形のまま局所的に腫れる感覚
他の部位よりも痛みが特に強い
赤みがひどく続く
👉 水ぶくれは通常、施術後1〜2日経ってから現れることが多いため
水ぶくれができたら、すぐにクリニックを受診する必要があります。
✔ 予防法
超音波ジェルを厚く塗りすぎず、薄く塗布する
二重顎・首の施術時
👉 顔を左右に十分に回し、ハンドピースを密着させる
ハンドピースが浮かないよう、患者のポジションを正確に決める
✔ 治療
即時のクーリング
ステロイドクリームの塗布
ウェットドレッシング(湿潤療法)
必要に応じて
👉 ステロイド筋肉注射
👉 経口抗生物質およびステロイドの服用
3️⃣ 皮膚の萎縮・頬のコケ
超音波リフティングは非常にポピュラーな施術であるため、
副作用の中で**最も心配されるのが「頬のコケ」**です。

✔ 特徴
チップの形のまま
一直線に萎縮(へこみ)する形態

✔ 主な原因
チップの接触不良
デザインの問題
過去の脂肪溶解注射の施術歴
✔ 予防法
リアルタイムでモニタリングしながら照射を進める
超音波ジェルを過剰に塗らない
デザイン時
👉 へこみが懸念される部位には事前にX印をつける
どのチップをどこに集中させるか
👉 ショット数の配分を明確に計画する
📌 こめかみ・横頬の部位
→ 時間が経つにつれて脂肪が減少する部位であり、
👉 超音波リフティングを積極的に照射する部位ではありません。
ただし、深さを調整することで少量の照射は可能です。
4️⃣ 炎症

火傷・水ぶくれの延長線上として見られる副作用
ウルセラ直後に現れるひどい紅斑・炎症の場合
👉 稀に、外科的切除後に縫合が必要な状況にまで至ることがあります。
➡️ したがって
✔️ 施術中の痛みの反応
✔️ 施術直後の皮膚の状態
を細かくチェックすることが非常に重要です。
✨ まとめると
超音波リフティングは効果が高い分、
👉 デザイン+解剖学の理解+ショットの配分が本当に重要な施術です。
そのため私は、
**「たくさん照射すること」よりも「照射してはいけない箇所を正確に避けること」**を
より重要だと考えています 🙂